格安SIMは月々のスマホ代を大きく節約できる魅力的な選択肢ですが、「安いには理由がある」のも事実。何も知らずに乗り換えて後悔する人が一定数いるのも本当のところです。
この記事では、あえて格安SIMのデメリットと注意点を正直にお伝えします。そのうえで、それぞれの「対策」もセットで解説するので、読み終わるころには安心して乗り換えられるようになります。
⏱ 結論 格安SIMのデメリットの多くは、会社選びと事前準備でほとんど回避できます。「自分に当てはまるか」をチェックしながら読み進めてください。
デメリット1:お昼などの混雑時間に速度が落ちやすい
最も有名なデメリットがこれです。特に回線を借りて運営しているMVNO(mineo・IIJmioなど)では、平日12時台の昼休みなど、利用者が集中する時間帯に通信速度が低下しやすい傾向があります。
対策
- 速度を重視するなら、大手回線をそのまま使う**サブブランド系(ahamo・UQモバイル・ワイモバイル)**を選ぶ
- お昼はWeb閲覧やSNS中心という人なら、MVNOでも実用上問題ないことが多い
デメリット2:店舗でのサポートが少ない
多くの格安SIMはオンライン申し込みが基本で、対面で相談できる店舗が少ないか、ありません。「困ったときに人に聞きたい」という方には不安かもしれません。
対策
- 店舗のあるUQモバイル・ワイモバイルを選ぶ
- まずは店舗ありの会社で慣れてから、オンライン中心の格安SIMに移る
デメリット3:キャリアメールが使えなくなる
@docomo.ne.jp、@au.com、@softbank.ne.jp といったキャリアメールは、乗り換えると基本的に使えなくなります。各種サービスの登録にキャリアメールを使っていると、後で困ることがあります。
対策
- Gmailなどのフリーメールに事前に移行しておく
- どうしても必要なら、有料の「メール持ち運びサービス」を利用する(月額数百円程度)
- 各サービスに登録しているメールアドレスを、乗り換え前に変更しておく
デメリット4:初期設定(APN設定)を自分でやる必要がある
大手キャリアの店舗のように「全部やってもらえる」わけではなく、SIMの差し替えやAPN設定を自分で行う必要があります。スマホ操作が苦手な方にはハードルに感じるかもしれません。
対策
- 各社の公式マニュアルどおりに進めれば数分で完了する
- 不安ならeSIMより物理SIMを選び、落ち着いて作業する
- どうしても不安なら店舗サポートのある会社を選ぶ
デメリット5:支払い方法がクレジットカード中心
多くの格安SIMはクレジットカード払いが基本です。口座振替やデビットカードに対応していない会社もあります。
対策
- 申し込み前に「対応している支払い方法」を必ず確認する
- 口座振替に対応している会社(楽天モバイルなど一部)を選ぶ
デメリット6:LINEのID検索ができない場合がある
一部の格安SIMでは、年齢確認の仕組みの都合でLINEの「ID検索」機能が使えないことがあります。友だち追加はQRコードや「ふるふる」などで代用できますが、知っておくと安心です。
対策
- ID検索が必須でなければ問題なし(QRコード等で追加可能)
- LINEMOなど、ソフトバンク系の一部は年齢確認に対応している
デメリット7:通信が混雑時に制限される・キャリア決済が限られることも
データを使いすぎた場合の速度制限の基準や、キャリア決済(通信料とまとめて支払う仕組み)の使い勝手は、大手キャリアと比べると見劣りすることがあります。
対策
- 自分のデータ使用量に合ったプランを選び、使いすぎを防ぐ
- 支払いはクレジットカードや各種スマホ決済を活用する
「格安SIMはやめとけ」と言われるのはなぜ?
ネットで「格安SIMはやめとけ」という声を見かけることがあります。その多くは、自分に合わない会社・プランを選んでしまったことが原因です。たとえば、
- 速度が重要な使い方なのに、安さだけでMVNOを選んだ
- データをたくさん使うのに、小容量プランを選んだ
- サポートが必要なのに、オンライン専用の会社を選んだ
つまり、**「格安SIムそのものが悪い」のではなく「選び方を間違えた」**ケースがほとんど。この記事のデメリットと対策を押さえておけば、後悔する確率はぐっと下がります。
デメリットが気になりにくい人・気になりやすい人
| タイプ | 格安SIMとの相性 |
|---|---|
| Wi-Fi環境が多く、データをあまり使わない | ◎ 相性◎ |
| スマホ操作にある程度慣れている | ◎ 設定も問題なし |
| お昼でも常に最速の通信が必要 | △ サブブランド推奨 |
| 何でも店舗で相談したい | △ 店舗ありを選ぼう |
| キャリアメールを今も多用している | △ 事前移行が必要 |
まとめ:デメリットは「選び方」でほぼ回避できる
格安SIMには確かにデメリットがあります。しかし、その多くは会社選びと事前準備で回避可能です。
- 速度が不安 → サブブランドを選ぶ
- サポートが不安 → 店舗ありを選ぶ
- メールが心配 → 事前にフリーメールへ移行
デメリットを正しく理解したうえで自分に合った1枚を選べば、毎月数千円の節約という大きなメリットを安心して受け取れます。
👉 デメリットを踏まえた会社選びは、格安SIMの選び方|失敗しない7つのポイント で詳しく解説しています。
よくある質問(FAQ)
Q. 格安SIMは本当に危なくない?怪しくない? A. 大手キャリアの回線を正規に借りて運営している事業者なので、仕組み自体は安全です。総務省のシェア調査でも上位に入る会社を選べば安心です。
Q. 速度が遅くて後悔しないか心配です。 A. サブブランド系(ahamo・UQ・ワイモバイル)なら大手とほぼ変わらない速度です。速度重視ならこちらを選びましょう。
Q. やっぱり大手キャリアのままのほうがいい人もいる? A. 「店舗サポート必須」「キャリアメール必須」「家族の見守り等の独自サービスが必要」な方は、大手のほうが向いている場合もあります。

コメント